Roo's Labo

腕時計、ラーメン、読書、美術、ときどき仕事

人事戦略

SONYの職種別採用がすごい!

日経新聞で以下の記事を読んだ。 ソニーG、「専門重視」採用10年 新卒者の意欲高める: 日本経済新聞 新卒時から職種別採用を徹底しているようで、HPを見ると、文系でも複数のコース別に業務の概要、活かせるスキル、3-5年後のキャリアのイメージ等が具体的…

『人事制度ハンドブック』と社内人事の価値を考える

ホットエントリに上がっていた人事制度ハンドブック。スタートアップ企業の組織・人事制度に関し、体系的かつ、導入が必要なポイントをかなり実務的な点も含めて網羅しているすごい資料。株式会社インプリメンティクス 代表取締役 金田 宏之氏の手になるもの…

守島基博『人材マネジメント入門』

ついに出会ってしまった・・・。企業人事に携わる人であれば必読・必携ではないかと思わせる究極の一冊だ。 著者はアメリカイリノイ大学で博士号を取得した人事・労働政策を専門とする大学の教授で、おそらく企業での勤務経験はない。にもかかわらず、ブログ…

コーン・フェリー・ジャパン『Future of Work』

人事部の分野では世界的に有名なコーン・フェリー・ヘイグループの日本オフィスで働く複数のコンサルタントが、雇用や働き方、キャリアの将来の姿を予測しつつ、企業・個人はどのように向き合うべきかを、自社の調査結果等を中心に紹介する。 トピックは、日…

石田雅彦『企業価値を高める組織・人材マネジメントの思考と実践』

大変勉強になる良書で、人事に携わる中堅・若手の企業人であれば読んで損はない。 理由は、企業価値の増大という大目的のため、人事(施策)はどうあるべきか(具体的には、戦略的人材ポートフォリオとは何でそれをいかに実現するか)を体系的かつ実務に適用可能…

脱年功序列②

本日朝刊より。 部長・課長、全て社内公募 パナソニックHD子会社: 日本経済新聞 兼務者も一部含まれるが課長職で約750、部長職は約200に及ぶ。この管理職の全てのポストを対象に、10月にも公募制を導入する。 公募制の導入にあたって役職ごとに必要なスキル…

柴田彰・加藤守和『ジョブ型人事制度の教科書』

前掲書とあわせて昨今のジョブ型人事制度に関する議論の理解を深めるために読んだ。 ジョブ型人事制度の教科書 作者:柴田彰,加藤守和 発売日: 2021/02/24 メディア: Kindle版 2時間程度で読み切った感想であるが、職務等級型人事制度に必要な等級の設計、評…

海老原嗣生『人事の組み立て〜脱日本型雇用のトリセツ〜』

海老原嗣生さんの本は『人事の成り立ち』につぎ二冊目。前著同様、素晴らしい本だった。本質的な点が、わかりやすい言葉と明確な論理で説明されているからで、この本を一冊読めば、昨今盛り上がっている「ジョブ型」の正確な意義と、それを自社に適用する場…

本格化

引き継ぎも進み、徐々に仕事が忙しくなってきました。無駄なことはせず、やるべきことを整理し、順序よく取り組みたいと思います。 今日読んだ日経新聞夕刊によると、一橋大学の伊藤邦夫先生らが近く、企業の人材戦略に関する報告者を出すとのこと。記事によ…