ロンドンに着いてから3日目。憧れだった海外勤務の機会。ただ、家族を日本に残し単身できているせいか、無性に寂しさを感じてしまい、一人で観光に出かけても心の底から楽しむことができなかった。楽しそうな親子連れや地元の人の姿を見るにつけ、自分が外国人であることが意識され、切ない思いになってしまった。
家族を呼び寄せるまでは、こうした自分自身の心の揺れに向き合い、うまくコントロールして付き合っていくことが重要だと思う。そういう意味で、無心になれる筋トレは早速生活メニューに復活させた。また、月曜の早朝（日本時間の早朝）に家族とテレビ通話をした時は、少し涙ぐんでしまった。適宜こうした機会を持っていきたい。
海外勤務中に、やりたいこと、成し遂げたい目標を持って過ごすことが大事になる。自分の場合は、現地でパートタイムの大学院に通いたいと思っているので、その準備も兼ねて、courseraでHuman Resources Managementのコースを取り、学習を始めた。大学院での授業を先取りする意味と、大学時代の学部が人事やビジネスと無関係である自分が、大学院で専門課程を学ぶ理由づけ、サポート材料になるかと思ったのが理由である。
