今年も残すところあと1ヶ月あまり。少し早いけれど、買ってよかったものを紹介するエントリー。
① snow peakチタン製マグガップ(300ml)
夏に一時帰国した際、横浜の隔離先ホテルで食事も自分のタイミングで取れず、コーヒーも飲めない事態を打開するためにAmazonで通販した一品。チタン製だけあって軽く、シンプルな作りがアウトドア感を掻き立てる。隔離期間や在宅勤務で外に出れないときも、このカップにコーヒーを注ぐだけで少しリラックスできる。300ml容量で2,500円弱と決して安くはないが、今ではほぼ毎日使う相棒のような位置づけになった。取手も曲げて収納できるので、冬の一時帰国の荷物にも含められるかも。
② SEIKO PROSPEX SBDC101(SPB143)
もともと腕時計が好きで、ブログやネットのサイトを通じて情報収集することを趣味にしている。昨年購入した時計に関して、以下のエントリーを書いた。
欧州に赴任して初めて海外出張の予定が入ったこともあり、時計を新調しようと物色していた。海外出張に耐える時計として、次のような基準を考えていた。
- 雨や天候の急変などに耐えられること(優れた防水性能)
- そこまで高価ではないこと(空港の金属探知機での取り外しや最悪なくしても諦められる金額であること)
- 時間変更の操作が簡単であること(竜頭を引いて時刻を調整できること。G-SHOCKの操作は恥ずかしながら覚えられない)
- 機械式であること(出張中に電池が切れたりしても手巻きないし自動巻きで対応できること)
こうした観点で時計を探す中で、あるYoutube動画を見つけた。すごく魅力的に動画が紹介されており、もともと気になっていたモデルであったこともあり、思い切って購入した。
結果、購入して良かった。武士のような無骨なデザインはシンプルで飽きがこない。精度は(機械式にそこまで期待することではないけれど)、公称スペックを大きく上回る日差-2/-3秒程度で、昨年購入したRolexのヨットマスターRef.268622と遜色ないレベル。実用的には全く問題ない。視認性が良く、(決して安い時計ではないものの)、ぶつけたり水に濡らすことに全く抵抗なく使用できるので、実用時計としては申し分ない。気に入って、購入からずっとつけっぱなしにしている。個人的に、ダイバーズウォッチの到達点(の一つ)はRolexのサブマリーナだと思っていて、いつかは手に入れてみたい時計ではあるものの、昨今の品薄・また、高価で日常使いする観点からはこの時計は今の筆者にぴったりだと思う。
購入したのは、ナイツブリッジのSEIKOブティック。応対してくれた英国人と思われる店員は問い合わせたメールのレスポンスも早く、接客も丁寧だった。彼の手首にもGrand Seikoが光っていて、日本ブランドに愛着を持ってくれていると嬉しくなった。