ルーベンス、ベラスケス、エルグレコ。特にルーベンスは大部屋の両側、2階の大部分と世界最大ではないかと思われるほど充実。勝手な印象だけど、ルーベンスはクセがなくて、依頼主に忠実かつサービス精神溢れる印象(だから作品だけでなく人としても人気があった)。ベラスケスは技術ピカイチで誠実(悪く言えば遊びがない)印象で、ルーベンスからイタリア行きを勧められたというのは技法以前に人としての幅を広げてこいというサジェスチョンだったのではないかと邪推。その他にも、ゴヤ(黒い絵含む)は圧倒的なボリュームで、さすがスペインの国民的画家と思わせる。
館内は撮影禁止なので、記録の写真は残せず代わりに20ユーロで日本語の図録を購入した。また、ベラスケス中心に絵葉書を10枚強。
最後に、マヨール広場の近くのショップで見つけたお菓子の缶。女官たちが描かれていて衝動買いしてしまった。大好きなベラスケスの作品が可愛いタッチでリメイクされていて、これは良い買い物が出来た。