Roo's Labo

腕時計、ラーメン、読書、美術、ときどき仕事

2021-01-01から1年間の記事一覧

教科書が届いた・進まない勉強

ロンドン大学からFedExで教科書類が届いた。右の3冊が教科書で、左はスタディガイド。各モジュールで学ぶ内容の要約や教科書で必ず読むべき章、理解を深めるための問題がセットになっている。 ちなみに、教科書は薄く見えるが、それぞれ1,000ページ位あって…

(ネタバレあり)Spider Man No way home

先週末、英国で初めて映画を観る機会があった。日本との違いや気づいた点を中心にメモ。Spider Man No way homeのネタバレを含むので未見の方は以下お気をつけください。 本編開始前に宣伝があるのは日本と同じ。一般企業の宣伝(Waitrose、McDonald、コカ・…

買ってよかった2021

今年も残すところあと1ヶ月あまり。少し早いけれど、買ってよかったものを紹介するエントリー。 ① snow peakチタン製マグガップ(300ml) www.amazon.co.jp 夏に一時帰国した際、横浜の隔離先ホテルで食事も自分のタイミングで取れず、コーヒーも飲めない事態…

LLMは甘くない

履修登録、学費の振込みを終えるとすぐに教材にアクセスできるようになった。 最初の科目はEuropean convention on human rights. 欧州で人権擁護体制がどのように成立、発展し機能しているか理解を深めたいと思い履修した。したのだが、科目の要点がまとま…

大学院への道⑥(合格通知)

応募から2日後。Your Offerという件名のメールが届いた。開けるとCongratulationsと書いてある。どうやら合格したようだ。 ドキドキしながら目を通すと、12月10日までに指定のwebサイトから所定の登録を行い、授業料などを払う必要があるらしい。あわててサ…

大学院への道⑤

ロンドン大学大学院Postgraduate Laws LLMプログラムへの入学を目指す道のりをお送りするこのシリーズ。中途半端な状態で応募書類が提出されてしまい、アドミッション事務局に問い合わせるも、遅い返信(1週間以上放置)、適当な返事(追加の書類をメールせよと…

大学院への道④

気づけば11月初旬。朝晩めっきり冷え込んで来て、厚手のコートに身を包んで通勤している。LLMの講座からは相変わらず何の連絡もなく、審査状況につきリマインドしたところ、応募書類が届いてないので、再度サイトにログインして応募してほしいとの回答が。そ…

大学院への道③

最初の問い合わせから1週間。リマインドをしたところ、ロンドン大学LLM のアドミッション担当から返信があった。大学の卒業証明等を添付しないまま、提出完了のステータスとなり編集できなくなったので、差し戻しを依頼したのだが、それには応えず、必要書類…

36歳

36歳を迎えた。念願だった海外赴任は実現したが、思っていたバラ色の世界ではない。それはそうだ。働く場所が変わっても、自分は自分にすぎない。また、家族とも離れている。妻と娘の顔が見られないのは、やはり寂しい。今までの自分は、いつか海外に出るこ…

大学院への道②

リマインドしたところ、SOASアドミッション担当から返信あり。直後に、条件付き合格(conditional offer)のメールが届いた。大学の学位、成績、英語力の証明、推薦状2通を来年3月までに送ることで、本合格となり、2022年4月からのプログラムに参加できるよ…

大学院への道

現状は以下の通り。 MSc Global Corporations and Policy (Online):応募するも返事なし。問い合わせをしても無反応。おそらく、2021年9月から新学期が始まっているようなので、スタッフに余裕がないのかもしれない。このまま待っても動きはないと思うのでほ…

世界を知るための英語Podcast 5選

大げさなタイトルですが・・・。英語でPodcastを聞くことのメリットのひとつは、日本(人)と異なる視点でどんなトピックがどのように語られるか知ることができることかもしれません。以下、そうした観点で筆者が購読しているPodcastプログラムを紹介します。…

Nasdaq Board Diversity Rules

日経新聞で大きく取り上げられていた以下の記事。気になったので、NASDAQの取締役会多様性ルール(Board Diveristy Rule)についてメモ。 www.nikkei.com NASDAQとは ナスダックは、英語の「National Association of Securities Dealers Automated Quotations…

村山恵一『STARTUP(スタートアップ) 起業家のリアル 』

日本経済新聞で主にスタートアップについて取材されている村山恵一さんの本。村山さんのコラムは毎回読み応えがあり、調べると著作があるということで手にとった。 STARTUP(スタートアップ) 起業家のリアル (日本経済新聞出版) 作者:村山恵一 日経BP Amazo…

ILO・労働CSRオンラインセミナー

ビジネスと人権を考える上で重要なセミナーが開催されるようなので、メモを兼ねてエントリーを作成。 www.ilo.org プログラムは以下の通り。個人的には特に、「指導原則」にかんする現状と課題を扱う基調報告と、欧州にフォーカスした事例報告に興味がある。…

ロンドンのランニングコース(テムズ川沿い)

ロンドン中心部・テムズ川沿いのランニングコースのご紹介。 コース概要 テート・モダン前から出て、ミレニアム・ブリッジを渡る。テムズ川を西に走って、テンプル駅前を通過。直後にあるウォータールー橋で対岸に戻る。その後川沿いの遊歩道を東に進んでテ…

勢いで応募(MSc Global Corporations and Policy)

ロンドン大学大学院の通信制プログラムに、勢いで応募した。MSc Global Corporations and Policyのプログラム。企業の人権政策について学ぶために、まず大企業の政策決定や国際法、主要アクターである国連等について理解を深めたいという目的。応募自体は、P…

申 惠丰『国際人権入門』

ビジネスと人権について理解を深める一環で、人権について改めて学んでみようと手にとった一冊。 国際人権入門――現場から考える (岩波新書) 作者:申惠丰 岩波書店 Amazon 著者の申 惠丰さんは、国際法学者で、青山学院大学の教授。国際NGOヒューマンライツ・…

ILO Newsletter「ビジネスと人権」

国際労働機関(ILO)日本事務所が発行するニュースレターで、国連の「ビジネスと人権に関する指導原則」が順を追って解説されているのでご紹介。 www.ilo.org www.ilo.org www.ilo.org 国際労働機関日本事務所のニュースレターは、以下のサイトから登録できる。…

国連子どもの権利委員会委員長 大谷美紀子さん

日経夕刊で、国連子どもの権利委員会委員長を務める大谷美紀子さんのインタビューが5日間にわたり掲載されていて、興味深く読んだ。 www.nikkei.com 本の虫だった幼少自体。国連を目指すも友人の巻き込まれたトラブルをきっかけに法曹に興味を持ち、23歳で…

ジョン・ジェラルド・ラギー『正しいビジネス』

松田純一・湊信明『成功へと導くヒューマンライツ経営』 - Roo's Laboで言及されていたジョン・ジェラルド・ラギー氏による『正しいビジネス』を読了。 正しいビジネス――世界が取り組む「多国籍企業と人権」の課題 作者:ジョン・ジェラルド・ラギー 岩波書店…

松田純一・湊信明『成功へと導くヒューマンライツ経営』

ビジネスにおける人権 - Roo's Laboで気になったビジネスと人権の関係について、企業人の立場でどのように関われるか理解を深めるために読んだ。 人権(ヒューマンライツ)が経営の主要なテーマとなった経緯と現状、ヒューマンライツ経営でカバーすべき項目の…

ビジネスにおける人権

先日新聞で見つけた以下の記事。 サプライチェーン上の人権保護、欧州先行 違反で罰金も:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR038F20T00C21A8000000/ 企業活動の中で、劣悪な労働環境等の人権侵害を防止していく取り組みが欧州企業を中心…

名和高司『パーパス経営』

『ハーバード・ビジネス・レビュー』での特集もあり、最近目にすることが多くなってきた「パーパス経営」。ミレニアル世代である筆者も自社はなんのために存在するのか、何のために働くのかといういわゆるパーパスの観点に興味があり、理解を深めるために読…

夢中で見た日本のドラマ2つ

最近アマゾンプライムで観たドラマがあまりに面白かったのでご紹介。 カルテット DVD-BOX 松 たか子 Amazon アンナチュラル DVD-BOX 石原さとみ Amazon カルテットは、それぞれ事情を抱えた30代前後の男女が弦楽四重奏を結成、共同生活を送るなかでそれぞれ…

谷川浩司『藤井聡太論 将棋の未来』

天才棋士である谷川浩司氏が、自身のライバルである天才羽生善治氏と対比しつつ、若き天才棋士藤井聡太氏について語る。語り口は率直だが、暖かく、時代をつくる藤井聡太棋士へのエールに満ちていると感じた。 藤井聡太論 将棋の未来 (講談社+α新書) 作者:…

柴田彰・加藤守和『ジョブ型人事制度の教科書』

前掲書とあわせて昨今のジョブ型人事制度に関する議論の理解を深めるために読んだ。 ジョブ型人事制度の教科書 作者:柴田彰,加藤守和 発売日: 2021/02/24 メディア: Kindle版 2時間程度で読み切った感想であるが、職務等級型人事制度に必要な等級の設計、評…

海老原嗣生『人事の組み立て〜脱日本型雇用のトリセツ〜』

海老原嗣生さんの本は『人事の成り立ち』につぎ二冊目。前著同様、素晴らしい本だった。本質的な点が、わかりやすい言葉と明確な論理で説明されているからで、この本を一冊読めば、昨今盛り上がっている「ジョブ型」の正確な意義と、それを自社に適用する場…

西川善文『仕事と人生』

新聞の広告に大きく掲載されていて*1興味を惹かれた本。 仕事と人生 (講談社現代新書) 作者:西川善文 発売日: 2021/03/17 メディア: Kindle版 結論から言うと、読んでよかった。私は社会人生活10年を超えるているが、著者の常に本質を捉え、合理的に判断し、…

奥浩哉『GANTZ』

イースター休暇の最終日に購入。数時間で一気に読み終えた。 GANTZ 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) 作者:奥浩哉 発売日: 2012/12/21 メディア: Kindle版 学生時代、断片的に読んだことはあったのだが、通して通しで読んで改めて面白い漫画だと思った。…