Roo's Labo

腕時計、ラーメン、読書、美術、ときどき仕事

ダイヤモンドリーグ・政治の本・湖水地方

  • フランス語 デュオリンゴでのフランス語レッスン。ダイヤモンドリーグは3週目。日本語から英語に学習の基準になる言語を変えたところ、学習するフランス語の教材が少しやさしいレベルに戻ってしまったようで、週の前半フラストがあった。セクション(レベル分けに相当)を3から4、4から5にあげる試験を試しに受けたところ、苦労しつつ受かったのだが5は冒頭ビストロでの注文に用いる表現・語彙がテーマで知らない単語が頻出。時間を要して難儀した。セクション5はなかなか進まないなか、4の復習(ゴールド化)をしたりと軸足が定まらなかったが、週後半からセクション5を順番に進めることで落ち着いた。要するに自分のフランス語力はかなり怪しいがa2を修了していて、b1レベルのようだ。今週はデュオりんごのポイントを稼いでリーグに残留することに時間を使って辞書を用いた学習ができていないので、今週は日々のポイントは900点くらいに抑えつつ知らない語彙を確認することにエネルギーを使いたい。
  • 読書 日本では自民党総裁選が盛り上がっているようだけど、昔から政治(政治史)は好きでたまに本を呼んだりしている。今週は石破さんと谷垣さんの本を読んだ。

     

    石破茂さんの本は、政治の師匠である田中角栄について語っている部分が印象的だった。握手をして、歩いた分しか票は出ないなど。谷垣さんの方は、政策というよりも人柄であり、権力闘争としての政治の世界にどう関わるか(いわゆる加藤の乱についても紙数が裂かれている)興味深く読んだ。総裁選に出るというとは政策論争を挑む面もあるが、食うか食われるかの闘いであり(現職から見れば自分に弓を引いた奴となる)、やるからには仲間を作って勝たねばならないと感じた。人柄的なところで言うと、石破さんは誠実、朴訥、ただ、評論家的で分からせよう、実現のために人を巻き込むという迫力は本書の中から感じられなかった。谷垣さんの方はとにかく爽やかで、自転車事故で首から下が動かなくなった中でのインタビューとは思えない。

  • 関連して、日経吉野さんのPodcastは毎週楽しみに聞いているのだが、自民党総裁選をテーマにしたこの会は特に印象的。ポッドキャスト|ラジオNIKKEI中央大の中北教授がゲストで、総裁候補者個人と同じくらい、誰が陣営にいて、チームとしてどのような政策を実現できるかが大事(岸田政権はこの部分が弱くて、いわく政策に逃げていた)。そのための泥臭い仲間づくりを否定するのは民主主義を否定することになると。全然スケールは違うが、会社員でも自分の理想を実現するために仲間作りは必要なのだろうと(そしてそれは自分は得意ではないのでどうしたものだろうかと)感じた。
  • 8月末のバンクホリデー(イングランドの数少ない祝日で次は12月か)を利用して、湖水地方に旅行に来た。f:id:journal_voyage:20240825170644j:imageストによるキャンセルや遅延がやたら多いイギリスの鉄道なので、目的地に到着できるか心配だったのだが杞憂であった。今の所天気は良く(夏の終わりとは思えないほど寒いけど)、空気が美味しい。イギリス国内旅行はほとんどしたことがない(交通機関の信頼できなさ、料理がイギリスであること)のだけど、帰任前にもしチャンスがあれば世界遺産中心に行ってみたい。