Roo's Labo

腕時計、ラーメン、読書、美術、ときどき仕事

捉え方の違い

娘が学校で『アナと雪の女王ごっこをしたという。なんの役をやったのと尋ねたところ、オラフ(雪だるまのような道化のキャラクター)という。娘は家で両親を相手にごっこ遊びする時は大抵エルサ(主役の一人でいわゆる雪の女王)の役をやるので、てっきりエルサになりたかったのかと思い、エルサの役は誰がやるのと聞くと、「知らない」と首を振る。名前を知らないわけないと思うので(なぜならハンス王子役の男の子の名前は覚えているから)悔しかったのかなと勝手に思った。娘は8月生まれの翌月9月入学だから、同じクラスの他の子より頭ひとつ分くらい小さい。身体的な小ささや語学のディスアドバンテージが発言力の低下になり、主役ではない(失礼)道化役を演じる娘がいじらしい。だがこれが世間の厳しさで、常に自分の主張が通るわけではない。それを4歳で学ぶとは偉いと親バカを全開にして勝手に思った。

この話を妻にしたところ、ごっこ遊びができるほど仲間に入れて良かったじゃないという。なるほど確かにそういう捉え方もある。物事はいろいろな見方があるという月並みな結論であった。