Roo's Labo

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ロバート・ロドリゲス『フロムダスクティルドーン』

Amazonのおすすめに上がってきたので見た。ジョージ・クルーニーとクエンティンタランティーノ演じる犯罪者兄弟が、牧師一家を人質にメキシコに越境するまでの前半。待ち合わせ場所のモーテルで、仲間が迎えに来るまでを待つ後半。前半から後半にかけて全く異なる映画になった印象だけど(思わず『は!?』と声を出してしまった)、最後まで息つく暇なく興奮して見終えた。制作者側が、意図的にやっているのか分からないけれど、ジャンル分けというのは鑑賞・分類する側の都合で、製作する側は好きなことをする自由がある(もちろん、興行収入だったり批評家のコメントというかたちで牽制・バランスを取る力が働く)。才能ある人たちが好きなことをやっているというのは、破天荒でいいなと思った。