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グラスゴー大学大学院 オンライン心理学修士課程プログラム

検索で見つけたのだが、非常に良さそう。

www.gla.ac.uk

2年半、完全オンラインで心理学修士号を得ることができる。費用も期間に比してみればロンドン大学院より安い(2年半で15,000 GBP)。コンバージョンプログラムだけあって、学部時代の専攻は問わず、基礎からじっくり(統計技法も含め)身につけることができる。ネックは、Reference letterが1枚必要なこと。これは、現職のどなたかにお願いすることになろうか。

そもそも、なぜこのタイミングで大学院での勉強することを考えているのだろうか。今の時点での考えをまとめてみた。

  • 日本においては、少子高齢化の影響で年金支給開始年齢が段々と後ろにずれる等、労働期間の長期化(将来的には70歳まで働く社会の到来)が起こっている。こうした社会でやりがいを持って働き続けるには、何らか専門性を身につけたほうが良いと考えた
  • どんな専門性が良いかという観点では、(社会人として10年以上人事の仕事をしていることもあり)人事管理(Human Resources Management)の領域も検討し、実際にオンラインでコースを修めてみたが、いまいち自分の中で納得感がなかった。報酬や評価といった人事の各分野について学びを深めるよりも、そもそもなぜ人はそうした行動を取るのか、人を動かすメカニズムは何なのか、理解を深めたいと考えた。こうした課題意識を追求するには、心理学が適していると思う
  • フルタイムでそれなりに忙しく仕事をしていることもあり*1オンラインやパートタイムのプログラムが適している。また、自分は英語についても学生時代から好きで学んできているので、この機会に英語でのプログラムに挑戦したいと考えた
  • 大学院でアカデミックな勉強をすることで、物事を批判的に捉えたり、説得力ある議論を展開したり、あるいは統計的に事象を分析する力を鍛えたい。これらは、今後人事の分野で仕事をしていく上でも役に立つだろう。また、英語のプログラムを修了することで、英語力のさらなる向上も期待したい

大きなキャリアゴールから逆算して、そのステップからこれが必要というものではないが、将来的にはこうありたいというところも、少し考えたほうが良いかもしれない。この辺をもう少し掘り下げ、魅力的に伝えることが、statement of purposeに求められるのだろうなと思う。

*1:効率化・無駄の削減は大きな課題