Roo's Labo

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異動

会社員である以上、異動は避けられないと言って良いかもしれません。異動は何のために行われるのか。従業員の視点では、能力開発。新たな場所や土地で人的ネットワークを築き、今までと異なる仕事に取り組む中で、自分の能力をストレッチすることができるかもしれません。

一方、企業の側からみても、複数の意図が考えられそうです。

  • 人員配置 例えば退職者の補充を違う部署からの異動者で行う。これは、採用時に職務を明確に限定しない、いわゆるメンバーシップ型の雇用の特徴かもしれません
  • 将来の幹部候補の育成 複数場所を経験することになる多角的な視点・判断力を伸ばしたり社内人脈を作ることで今後の経営幹部を輩出する意図です
  • 不正の防止 金融機関に多いかもしれませんが、人間関係が固定化することで生じうる経理上の不正などを防止するための消極的な異動のパターン

自分の経験を振り返ってみても、入社以来、大阪(本社)、東京(出向先)、大阪(本社)、東京(本社)、東京(転職)と11年間で5回勤務地が変わっています。一つの任地あたりおよさ2年というのはいかにも短いですが。。今までの異動のどの場合も、新たな土地に住むことへのワクワク感があり、自分の場合は割とポジティブに受け止めてきました。

ただ、今後については、家族(妻と2歳の娘)がいる意味で、今までとは異なります。もしも異動が発生した場合、新たな挑戦の機会になるのは勿論ですが、物事には良い面と悪い面があるので、悪い面の対応をどうするか、両面検討したうえで家族の理解を得るプロセスが必須になると言えそうです。

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写真は新宿御苑