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国連子どもの権利委員会委員長 大谷美紀子さん

日経夕刊で、国連子どもの権利委員会委員長を務める大谷美紀子さんのインタビューが5日間にわたり掲載されていて、興味深く読んだ。

www.nikkei.com

本の虫だった幼少自体。国連を目指すも友人の巻き込まれたトラブルをきっかけに法曹に興味を持ち、23歳で司法試験に合格。その後、コロンビア大学大学院で人権について学び、国際家族法分野を専門に独立。その後縁あって、国連の活動に携わるようになり、国連子どもの権利委員会委員長に選ばれるというもの。

大谷さんのインタビューはここからでも読めそう。

legal-agent.jp

以下、思ったこと。

  • 人権分野で活動するに際し、「弁護士」ライセンスを持っていることは大きな意義がある(具体的似状況を改善させるためには、立法手段が必要で、そこに主体的に関われる面。また、権威付け・説得力の増加もある)
  • 専門性の確立大事。特に、当時日本でそんなに手掛ける人が多くなかった国際家族法分野を選ばれたこと。
  • 英語での発信力。上記との専門性とあわせて、国連(国際社会)での人権擁護活動という新たな機会が拓かれた。