Roo's Labo

腕時計、ラーメン、読書、美術、ときどき仕事

最近お気に入りの時計

オメガスピードマスタープロフェッショナルデイデイト。型番はおそらくref.3220.50。社会人なりたての2010年頃に購入したはずで、何だかんだ10年以上付き合っている。物持ちが良い方ではないので、身の回りにあるものでおそらく最も長く使っているかもしれない。

使いやすいのには理由があって、適度な重さと男前な顔立ち(日付、曜日表示に加え24時間計までギュッと詰まった感じが良い)。ロレックスのようにわかりやすい時計ではないので悪目立ちしない(ムーンウォッチのように王道中の王道ではないところも味があると考えている)。

ところで、最近ロンドンでは最近高級時計の強盗犯が増えているらしい。https://www.webchronos.net/features/107054/)。この時計もいわゆる高級時計には違いないのだが、10年以上前に家電量販店で購入したもので、そこまで警戒して気を張らず、気軽に着けている。出張先や家族旅行にもつけて行けるようになれば時と場所を選ばない真の相棒ということになるのだろうけれども、どんな状況にも対応できる万能の一本を追い求めるより、いろんな時計でポートフォリオを組む方が自然かなという気もしておりその辺は流れに任せて行きたい(何年かしたら自分の考え方も変わっているだろうし)。

久しぶりにブログを書いたな・・・。文章表現のリハビリとして、気が向いたときに続けて行きたい(完全に自分自身に向けた文章で、読み手のことを意識できてきて折らず困ったものである)。

最近気にいっている休日時計(citizen ac2200)

先日こんな記事を書いて腕時計の断捨離をアピールした。

journal-voyage.hatenablog.com

その舌の根も乾かぬうちに申し訳ないのだが、休日使いにとても気に入っている時計があるので紹介したい。CITIZEN ac-2200 55-eという時計だ。

citizen.jp

詳細は、上記メーカー公式サイトをご覧頂きたいのだが、目が不自由な方が触って時刻を確認できるという目的のためになされたシンプルなデザイン、時刻の読み取りやすさ、軽さ、それでいて愛らしいデザインがすっかり気に入っている。

citizen ac-2200 55-e

ベルト(ラグ幅18ミリで選択肢が多い)は、archerのシリコンバンドに付け替えた。これでさらに軽やかに使いやすくなって嬉しい。

PANERAIを彷彿させるシンプルな文字盤デザインが愛らしい。

欠点というほどではないのだが、ご覧の通り秒針がないので、分未満の細かな時間が必要な方にはおすすめできない。また、視覚障害者の方がカバーを上げて文字盤を直接触ることができるという仕様のためか、ガラス板の間に水が侵入しやすく、曇りやすい点は気がかりだ。

しかしながら、軽くシンプルで愛らしい(おまけに15,000円程度と高価でない)という最近自分が腕時計に求めることが全て満たされる幸せな子である。いまのところ、使う場面は、休日かつ娘と公園に行かないときと限られるのだが、長く付き合いを深めていきたい(腕時計3本ポリシーとの整合性は追って整理していきたい・・・)。

手持ちの腕時計を3本に絞る功罪

最近、使用する腕時計を3本に絞っている。具体的には、ロレックスヨットマスター、カルティエのサントスとG-SHOCKだ。

以前は、10本超の中からその日の気分にあわせて選択していた。それはそれで楽しかったけれど、選ぶ手間、保管する場所というコストがかかることが気になった。特に、選択するという動作は、それだけで意思の力を消耗する。選択肢を絞ることで、疲れなくなったことはメリットの一つ。

ロレックス ヨットマスター268622

平日は基本的にカルティエのサントス(MM)をつけている。スポーティかつ上品な佇まいで、これ一本でどこにでも行ける手軽さがある。最近は、空港の保安検査でもつけたまま通過できることが多いので*1、出張にも連れて行く。

カルティエのサントス

デメリットというほどではないけれど、運用個体数を減らしたことで、それぞれの子たちにかかる負担は大きくなったと思う。例えば、1週間に2回の出張を終えたサントスには、見たことのない傷がベゼルに刻まれてしまった。腕時計の負荷が高まったり、故障した際にバックアップがないのは、本数を絞ることのリスクだと思う。

G-SHOCK DW-5600BB-1ER 最近の休日はつねにこの子と共にいる。

DW-5600BB-1ERは、休日のお供に最適だ。4歳の娘とのプール、公園の砂遊びともに抜群の耐衝撃、耐水性能でバッチリ対応できる。昼寝したいときのアラーム機能も役に立つ。

数多いコレクションには相応の魅力があると思う。一方で必要最小限度まで数を絞るのも、楽しみがある。腕時計の世界はこれだからやめられない。

*1:ワルシャワの保安検査場では外すように注意されてしまった。

最近気になる腕時計(ハミルトン JAZZMASTER PERFORMER COLLECTION, FC HIGH LIGE and Oris Pro Pirot X)

Hamilton Jazmaster Performer collectionyoutu.be

気になるのは34ミリの小径モデル。シンプルなデザイン(日付表示なし)、100メートル防水&パワーリザーブ80時間と普段遣いするにはピッタリと思われる。問題は34ミリという大きさが自分の細い手首に対しても小さすぎないかという点と重量(120gを切ったら嬉しいけど)。実機があれば触ってみたい。

それにしても、クロノグラフモデルはロレックスのデイトナに似ている。

ハイライフ オートマチック COSC

frederiqueconstant.jp

フレデリック・コンスタントは、手の届くラグジュアリーをコンセプトに、機械式時計や多機能スマートウォッチをリーズナブルな価格で提供している。確か、数年前に買収されシチズングループに所属していたかと思う。デザイン性の高さ、手に取りやすい価格、スイス製であることから一本手にしてみたいと考えていたのだが、筆者にはサイズが大きすぎると感じなかなか機会がなかった。

ハイライフ39ミリモデルは、名前の通り細めの手首にも合う39ミリサイズ。ピンクのダイヤルカラーは春先だったり、華やかな気分のときに外しの時計としてつけたいと思ったのだけど、なかなか出番が出ない時計をこの値段で買うのかと思うと躊躇してします。また、ロンドンには入荷がない?らしく実機を触れないのもネガティブな点。

ORIS PROPILOT X CALIBRE 400

www.oris.ch

39ミリの小径、驚異の5日間パワーリザーブ、先鋭的で尖ったデザイン、チタン製の軽さ。これだけそろって50万円を切る(2月の価格改定前)というリーズナブルな価格設定。シンプルすぎるダイヤルデザインに賛否が分かれるところだが、自分は割と好きな方。幸いロンドンにも店舗があるので実機を手にとってきた。フレンドリーな店員さんにも好印象だけど、問題はどういうふうに使っていくか。

自分は、先日から思い立って時計を3本に絞って使っている(普段遣いのカルティエ・サントス MM, しっかりした時計が必要な場面でのロレックスヨットマスター268622, 最後に子供とでかけたり休日用のG-SHOCK DW-5600BB)。

一番惹かれたのはピンク(華やかさだったり、外しの時計としてという意味で上記のハイライフと近い)だが、普段使いのサントスのバックアップとしてブルーやグレーを選ぶ手もある・・・。実機に手をはめると、グレーのかっこよさに痺れてしまった。自分の持っているポートフォリオのどの部分を担当する時計か明確にしないと、活躍の場がないし、宝の持ち腐れになるかなと。うーむ悩ましい。

ORIS PRO PIROT X

ピンクは思ったとおり鮮やかな発色で可愛らしい。

グレー。実物を見るとシックで、スタイリッシュな外装とマッチしてすごくカッコいいと感じた。

ブルー。オン・オフ問わず使い勝手が良さそう。店員さんのおすすめでもあった。

Netflix Treason

年末年始のリラックスタイムに鑑賞。40分程度(1話)×5話で完結するのでサクッと鑑賞できる。以下ネタバレなしの感想。

  • スリリングで面白かった。誰が敵で誰が味方か、最後までハラハラさせる展開が続くと感じた(ただ、最終5話は少しあっさりしているというか、そうはならんやろ!という突っ込みたいところはあるが)
  • 役者も事前知識なく鑑賞したが印象的だった。主役の男性はデアデビルを演じている方のようだ。ベビーフェイスながら憂いがあってかっこいい。暗殺者役の女性(Olga Kurylenko)は007慰めの報酬に出ているとは知らなかった。
  • ロンドンの知っている街並みがたくさん出ていて嬉しい。MI6庁舎前(?)は訪れたことがないので今度写真を撮りに行きたい・・・。Borough marketとかsouthwark のスケート場とかミレニアム・ブリッジとかやたらテムズ川南がフィーチャーされていたけどなんでなのかしらん。

www.netflix.com

40歳記念時計の妄想(ヴァシュロン・コンスタンタン オーバーシーズ)

40歳(不惑)。それは、公私とも迷いのない立派なオトナに他ならない。そんな節目の年齢を迎えるにあたり、記念碑となるような時計を買いたい・・・!ということで、条件面を様々妄想している。

  • 雲上と呼ばれる世界三代時計ブランド(パテック・フィリップ、オーデマ・ピゲ(AP)とヴァシュロン・コンスタンタン)に挑戦したい(時計好きとして、一度は手に入れてみたい)。
  • ブランド(腕時計であればそのシリーズ)に歴史・ストーリーがあり、共感できること(腕時計のパワーを借りることで、気分を上げる効果)。
  • ブレスレットの時計。高温多湿な日本で通年つけるのであれば、革のバンドより金属のブレスレットの方が良いと思っている。
  • 小ぶりな時計。手首の細い自分にといって、悪目立ちしないことが望ましい。
  • 家族(妻)の理解を得られること。高価な買い物になるので、好意的に捉えてもらえることが望ましい。
  • 現実的に入手可能であること。昨今の機械式腕時計ブームによって、一部ブランドのモデルが払底しているが、例えばAPのロイヤル・オークのようにとてつもなく価格が高騰しているモデルも有る。金銭的また、在庫(売ってもらえるか)という点も考慮する必要がある。

最近憧れているのは、ヴァシュロン・コンスタンタンのオーバーシーズだ。

youtu.be

200年以上の歴史を誇り、三大腕時計メーカーの一角を占めるヴァシュロン・コンスタンタンが「旅」をモチーフに製作したシリーズ。第一世代が世に出たのは1996年と比較的新しい。222と呼ばれる創業222周年記念モデルを源流に持つ。スタイリッシュで男前な顔つきが最高にカッコいい。高い対磁性能や防水性を備えるなど機能面も十分。

惜しむらくは、現行モデルが41ミリと大型であること。ラグとブレスレットの一体型なので、スペックサイズ以上に腕の上で存在感があるのではないかと懸念している。この点は、試着をして確かめたいところ。

上記の動画は現行モデルのものだが、第一世代でインデックスにアラビア数字を配したモデルは37ミリとより小型のようだ。yanpon.netさんのレビューを拝見し、すごくカッコいいと思った。

www.yanpon.net

ものすごくかっこいい時計だし、間違いなく有力候補の一つ。とはいえ、現実的に入手できるかとなると全く自信がない。ブティックを訪ねて試着できるよう頑張ってみたい。

 

Timex M79 Automatic x Peanuts(マイウォッチ)

最近休日を中心に使っているTIMEXの時計。リラックスしながらもかっこいいデザイン*1と軽さがいい。加えて、ベゼルを回して60分まで計測できる機能が、料理を作るときなど地味に役立っている。

ピントが微妙にあっていない・・・。

気になるところは、風防がおそらくプラスチック製で、しょっちゅうぶつけて傷だらけになること。ドーム型の形状自体は気に入っているのだが、傷つきやすいデザインであることは否めない。もっとも、腕時計用の研磨剤をつけて磨いてやれば、気にならないレベルに補修することは難しくない。

ムーブメントはMIYOTA製。休日利用が主であるので、精度は気にしたことがない。英国で購入した時計には珍しく(?)進みがちであるのも気に入っている。

40ミリ径ながら、ラグが一体化しているので腕に乗せると大きく見える。

腕時計を替えることは、オンとオフを切り替えるスイッチの役割を果たしていると思う。金曜の夜に週末用の腕時計をはめることで気分が週末モードに切り替わるのだ。このように自分にとって腕時計は気分転換の道具であって、自分のつけたいものを、自分のつけたいようにつけているのだけど*2、極稀に人にあったりする際、相手に与える印象を考慮して選ぶことがある(いわゆるTPO*3。そういう場合は、カルティエのサントスやロレックス(ヨットマスター)が活躍する。これらの時計については、また機会があれば書いてみたい。


TIMEXサイトのリンクはこちら。このモデルは生産中止?のようだが、定期的にピーナッツとのコラボ商品が出るので、スヌーピー時計が好きな方はこまめにチェックされると良いかと思います。

www.timex.co.uk

*1:青黒のベゼルがロレックスのGMTマスター2を彷彿とさせると思いませんか

*2:残念ながら筆者の選ぶ腕時計は、妻からの評判がイマイチであることがほとんどである。

*3:最近聞かないけど、死語だろうか