以前少し書いた通り、起床後に身だしなみを整えたり、通勤時は英語のPodcastを聴くようにしている。リスニング力の強化だけでなく、コンテンツそれ自体が面白いと思える番組に出会えると嬉しい。ちょうど1年前に以下の記事を書いたけれど、これらの番組は今も聞いている面白いものばかりだ。
最近出会ったのがこの番組。分野としては社会心理学だろうか。日常的なテーマを取り上げつつ、専門家が豊富な事例をもとに分かりやすく解説してくれる。直近の回は、"DID I REALLY DO THAT?"というテーマで、人間の認知がいかに周囲の環境に影響を受け歪んでしまうか(そしてそれが刑事事件の裁判等人々の暮らしに大きな影響を与えるか)が語られている。決して万人受けするテーマではないが、聞くたびに新たな発見がある気がして、ついつい聞いてしまう。
英語はアメリカ英語(かと思う)。長さはエピソード当たり60分弱くらいで、何日かに分けて聞くのに適している。社会学や心理学に興味のある方にはお勧めの番組である。
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最近新聞で以下のような記事を読んだ。時間あたりのコスパを過度に追究するスタンスには、かなり懐疑的だ(上記のようなPodcastの文脈で言うと、5分程度で結論だけしりたいという感じだろうか)。人それぞれ暮らし方のスピード感やリズムがあると思うけれど、今の自分には一つひとつのPodcastをフルで聞きとおし、たまにこうして感想を書くくらいのゆとりが必要だと感じる(もちろん、自分にあわない番組だなと思えば途中で聞くのをやめることもしょっちゅうあるけれど)。
RIZAP、1日5分のコンビニジム 読書は「10分」の時代: 日本経済新聞