図書館で題名に惹かれ手にとった。
著者のお名前は存じ上げていたが*1、詳しく何をされたかは知らなかった。冒頭出てくるマイクロソフト時代のエピソードを読んでびっくり。右クリックやドラッグ・アンド・ドロップの概念を形にした方という。仕事で毎日Windowsを使っている身としては、神のようなエンジニアなのかなと理解した。
著者の説く時間術は極めてシンプル。前日にタスクを書き出す。朝は4時に起きて集中して8割型の仕事を片付ける。期限が先の仕事は、締め切りまでの2割の時間(10日後が締め切りであれば最初の2日間)を「界王拳(著者の表現のママ)」を使って取り組み、8割以上仕上げてしまうという。界王拳の最中は、メール、電話、SNSは一切使わず没頭するというから驚き。
このようにすることで、「仕事に追い立てられるのではなく仕事を追いかけている感覚」になるという。確かに、それはそうだろうと思う。一方で、自分を省みると、まずは翌日やることのリスト化＋2時間早起きするところから始める必要がありそうだ。。
それはそれとして、マイクロソフト時代のビル・ゲイツ氏のエピソードは大変興味深く読んだ。2つあった開発プロジェクトの一つを中止して、もうひとつの方(中島氏のいたCHICAGOの方)に集中することを決めるくだりなどはさながら現代史の裏側を見ているようで、興奮して一気に読んでしまった。
*1:blog
Life is beautifulの方だとすぐピンときた
