Roo's Labo

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海外出張用理想の腕時計とは・・・?(7つの条件)

新型コロナウィルスとの共存が進む欧州。海外出張で外国を訪れる機会も増えてきた。そんなわけで、海外出張時に理想の相棒たりうる腕時計の条件を7つ考えてみた。個人的に前半の4つは必須条件、残り3つが有れば望ましい要素と整理している。

①タフであること(優れた防水・耐衝撃性能)

出張先では突然の天候変化に見舞われることもしばしば。また、急いで移動するなかで腕時計をぶつけてしまうリスクも高い。従ってすぐれた防水・耐衝撃性能を備えていることは必須である。

②時刻操作が簡単にできること

英国・フランス間がわずか2時間(ユーロスター)で移動出来る様に、欧州にあっては国境を越えることはカンタンだ。他の地域であっても、海外出張ならば時差調整は避けられない。そんな時、リュウズを回して手早く現地時刻に合わせる機能は、出張をスムーズに進める上で欠かせない。

ハッキリ言って、Gショックの時刻変更方法は難しくて覚えられない。。

③高価過ぎないこと

これは結構大事な項目と思っている。あまりにも高額な腕時計は犯罪に巻き込まれるリスク要因になる。また、空港の保安検査をはじめ、腕時計を外さざるを得ない機会もある中で、最悪紛失しても諦めがつく価格帯であることは、重要な条件ではないか。

④機械式であること

長期出張では特に、クォーツ(電池式)腕時計は電池切れのリスクがある。また、スマートウォッチも、頻繁な充電が必須で、途上国を長期間訪れる際や急なアクシデントで充電環境がない場合に不安がある。機械式時計なら腕を振る(もしくは巻き上げる)だけで時を刻むことができ安心だ。

GMT機能があること

出張先から、本国と連絡を取る時、何時なのか即座に分かればスムーズに仕事を進めることができる。その意味で、2箇所の時刻を同時に確認できるGMT機能があれば、心強い。

⑥日本製であること

ビジネスにおいて、相手の身だしなみからどんな性格・志向の持ち主か推しはかる場面は多くある。海外出張時も同様だ。海外のビジネスパートナーに対し、日本のモノづくりの粋さ・技術力の高さを感じてもらい、良好な関係を築く上で、日本製であることは強力な武器となる。

⑦軽いこと(疲れないこと)

出張時は荷物も多く、不慣れな環境で疲労が溜まりやすくなる。身体への負担を極力減らすためには、軽いにこしたことはない。

 

そんな条件を満たす理想の一本とは・・・。

残念ながら、上記の条件全てを満たす時計は持っていない(期待された方すみません)。筆者が使っているのは、SEIKO SBDC101. セイコーから近年リリースしたダイバーズウォッチで、200m防水、サファイアクリスタルによる風防・ステンレススティールのブレスレットとも防キズ加工がなされていて、堅牢・防水性能は申し分ない。価格も(決して安くはないが)日本円で10万円強と、スイス製高級時計のような水準ではない。おしむらくは、GMT機能がないのと、決して軽くないこと(体感150g近くある)。その意味で、上記①〜④に加えて、⑥を満たす。日本への一時帰国を含め、海外に出る際は必ずお供にしているが、いつもタフで正確、頼れる相棒である。

 

 

読者の方で、これはという時計があればぜひ教えてください。

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